【ゴジラ】『ゴジラ-1.0』のゴジラが純錫(すず)製のぐい呑みに!
1954年に記念すべきシリーズ第1作目の映画が公開されてから今年でちょうど70周年を迎えた “怪獣王” ゴジラ。そのアニバーサリーイヤーを飾るべく様々なコラボ企画やプロモーションを行っている。その1つとして、静岡県で130年以上の歴史を持つ鋳物づくりの会社、栗田産業の自社ブランド「重太郎」とのコラボにより、映画『ゴジラ-1.0』よりゴジラ(2023)をかたどった純錫製のぐい呑みが発売された。 【関連画像】ゴジラ(2023)ぐい呑みの写真を見る(全8点) 元々は工業製品製作を中心に、最大手ロボットメーカーに開発から関わり、素材を提供するなど、世界中のものづくりを支えてきた栗田産業。しかし、彼らが大切にしている商売の考え方「三方よし」を考えたとき、より身近な「地域」において、「もっとできることがあるのではないか」と考えるようになり「より身近な地域と、そこに暮らす人々の生活に貢献したい」という想いで、一般向けの商品を作り始めたのがブランド「重太郎」の原点だという。ぐい呑みやビアグラスなど、高品質で長く使える鋳物の日用品や、静岡県の企業と協力し、創業の地・静岡ゆかりのグッズ製作にも挑戦している。 今回製作されたぐい呑みは、『ゴジラ-1.0』の劇中で使用された3Dモデルを基に、ゴジラが海面から顔を出して泳ぐシーンをイメージしたもの。縦110ミリ×横70ミリ×高さ50ミリ、重さは約400グラムと、ずっしりした存在感のあり、鋳物職人が手仕事で鋳造から研磨までを行ってひとつひとつ仕上げた逸品だ。古来よりお酒の雑味を取り除きまろやかにすると言われている純錫製で、その輝きと細密に作り込まれたディテールによる陰影が、ゴジラの頭部の複雑な造形を引き立てている。 また、お酒を注ぐ際には上下を逆さまにして使用する形になるので、飲み干さなければ置くことができない、まさに酒好きのためのぐい呑みだが、それを映画のキャッチコピーであった「生きて、抗え」になぞらえて「呑んで、抗え」と銘打っているのも面白い。お酒を飲まない時はペーパーウェイトとしても使用できる特製の桐箱入りで価格は1万8480円(税込)、しずおか鋳物「重太郎」オンラインショップで購入可能だ。 TM & (C) TOHO CO., LTD.
アニメージュプラス 編集部