登録有形文化財 県庁舎本館の見学ツアー
びわ湖放送
県庁舎本館が、登録有形文化財となって10年を迎えたことを記念して、19日、館内を巡る見学ツアーが行われました。 県庁舎本館は、1939年に建築され、2014年には登録有形文化財となりました。登録10周年を記念して行われた県庁舎本館のツアーは、文化財保護課職員の解説を受けながら、参加者が館内を巡りました。 職員は、正面玄関で自然光を取り入れたステンドグラスや階段に信楽焼のレリーフがあることを紹介。 建築当時知事室として使われていた知事応接室では、床が寄木張りで、足踏みすると木材がきしむ音が鳴ることなど普段なかなか知ることができない情報を伝えていました。 このほか、月桂樹の葉をモチーフにした漆喰の装飾がある貴賓室や、県議会の議場、防空施設として作られた地下なども見学しました。参加者も興味深く聞き入り、スマートフォンなどで写真を撮影するなどしていました。
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