子供たちがジョッキで乾杯 小学校に長浜屋台がやってきた 全国の屋台の9割集まる「福岡市のよさ」知る特別授業
テレビ西日本
11月23日は勤労感謝の日です。 屋台の仕事について学ぼうという小学生のもとに、本物の長浜屋台がやってきました。
19日午後1時過ぎ、福岡市中央区の舞鶴小学校にやってきたのは、長浜屋台街の「屋台のたまちゃん」と「長浜少衛」です。 手際よく組み立て、わずか15分でいつもの屋台スタイルが完成しました。 そして…
◆児童たち 「かんぱーい!」 ジョッキに入っているのはビール…ではなく、同じ麦が原材料の麦茶です。
◆児童 「おかわり!」 ◆店主 「飲みすぎ!飲みすぎ!」 これは、小学3年生の総合学習「伝えよう 福岡市のよさ」の特別授業として今回初めて行われたものです。
乾杯の後は、屋台の仕事について、子供たちから店主に矢継ぎ早に質問が飛びました。 Q.得意料理は何ですか? ◆長浜少衛 店主 劉少衛さん 「得意料理は焼き小籠包です。おいしいです」 Q.売上はいくらですか? ◆屋台のたまちゃん 店主 貴田大作さん 「売上!みんな売上気になるんだ。忙しい日は10万円超えます」
こうしたユニークな授業に屋台の店主が協力したのには訳があります。 舞鶴小学校は福岡市にある101の屋台のうち、半数近い47店舗が校区内にあり、屋台は身近な存在です。 しかし、実際に屋台に行ったことがある児童は3分の1ほどでした。 ◆屋台のたまちゃん 店主 貴田大作さん 「まず地域の人に知ってもらうことから始まるので、本当に良い機会を頂いたと思います」 全国の屋台の9割があるという福岡市では、今後もこうした取り組みを続け、子供たちに「福岡市の良さ」を知ってもらいたいと話していました。
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