米オクラホマ州の市で警察官が一斉に辞職。理由は明らかにならず、市民困惑
米オクラホマ州ギアリーで、警察官が全員同日に辞職した。理由は明らかになっていないが、元署長は声明で市議会の存在を示唆している。 【動画】直前に投稿された“わきあいあい”とした様子の警察署
米オクラホマ州ギアリーで、同市を管轄する警察署の警察官が全員同日に辞職した。10月31日、同じく警察署を去った元署長のアリシア・フォード氏がFacebookに声明を発表した。 総辞職の理由は明らかになっておらず、市民は困惑している。
「ギアリー市民の皆様、この1年間、私を署長として迎えてくれてありがとうございました。私をはじめ、同署の警察官たちがこの地域で勤務しなくなることは、非常に残念です」 「非常に困難な選択ではありましたが、私や警察官たちにとって正しい決断でした」 フォード氏は総辞職の背景を明確には述べていないが、市議会の存在を示唆している。 「この素晴らしい地域コミュニティの皆さまには、ぜひ時間を割いて、市会議員についてよく知ってもらいたい。市に関わる機会を、できるだけ多く持ってください。特に、市議会に出席してください」 「みなさまの声は、全員がひとつになって立ち上がることで、より強くなります。みなさまには、コミュニティに望むような変化をもたらす力があります」
Facebookでは、市の広報であるテリル・アレン氏が続けて投稿した。 「ギアリー市民の皆様へ。残念なお知らせになりますが、今朝10時、警察官全員が辞職しました。これを受け、直ちに暫定の警察署長を任命したため、市は滞りなく運営されています」 「私たちのコミュニティのために尽力してくれた前警察署長と警察官たちに、謝意を表します。彼らの幸運を祈っています。(中略)みなさまのご理解とご協力に感謝します」 緊急事態が発生した場合、市民は通常通り911に連絡して問題ないという。
投稿には、困惑のコメントや市民の協力と団結を呼びかけるコメントが寄せられた。特に、説明を求める声が大きくあがっている。 FOXニュースによると、署長代理のJ・J・スティット氏が後任に就いた。フォード氏の前任、セシル・ハラル氏は不倫スキャンダルで解任されている。