オープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール

大坂なおみ[画像/ゲッティイメージズ]

女子テニスで4月15日に開幕するオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポール（フランス/ ルーアン、室内クレー、WTA250）は28日、元世界ランク1位の大坂なおみがワイルドカード（主催者推薦）で出場すると発表した。大坂がクレーコートの大会に出場するのは約2年ぶりとなる。 【動画】大坂なおみvsスイトリナ マイアミOP2回戦のハイライト！ 26歳の大坂は昨年7月に出産し、今シーズンの開幕とともにツアーに復帰。先月のカタール・トータルエナジー・オープン（カタール/ドーハ、ハード、WTA1000）では8強入りを果たし、今月のBNPパリバ・オープン（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード、WTA1000）とマイアミ・オープン（アメリカ/マイアミ、ハード、WTA1000）では3回戦に進出した。現在世界ランキングは229位となっており、復帰から順調に順位を上げている。 そして今回、4月15日に開幕するオープン・キャップファイナンス・ルーアン・メトロポールは公式Xを更新し、大坂がワイルドカードで出場することを発表した。 同大会は昨年まで室内ハードコートでWTA125グレードのツアー下部大会として開催されていたが、今年から室内クレーコートでの開催に変更され、大会グレードもWTA250となりツアーレベルの大会に格上げされた。 女子テニス協会のWTAも同日に公式サイトを更新し、大坂は同大会でクレーコートシーズンをスタートさせると掲載した。 大坂は1月の全豪オープン（オーストラリア/メルボルン、ハード、グランドスラム）後の会見で4月1日開幕のクレジット・ワン チャールストン オープン（アメリカ/チャールストン、クレー、WTA500）への出場を考えていると発言していたが、同大会の公式サイト上の出場予定選手に現在大坂の名前はなく、ルーアンでクレーコートシーズンをスタートさせることとなった。 なお、大坂がクレーコートの大会に出場するのは2022年5月の全仏オープン（フランス/パリ、レッドクレー、グランドスラム）以来、約2年ぶりとなる。