“駆け込みトレード“で…開幕直前に移籍した現役選手(5)巨人入りのスラッガーだったが
球春到来を迎えたプロ野球。各球団は補強を終えて、新戦力の活躍や若手の台頭を期待したいところだろう。選手たちは開幕に向けての調整を行う時期であるが、開幕直前にトレードを言い渡されるケースも少なくない。そこで今回は、シーズン開幕直前にトレード移籍をした現役選手を紹介したい。
廣岡大志(オリックス・バファローズ)
・投打:右投右打 ・身長/体重:183cm/81kg ・生年月日:1997年4月9日 ・経歴:智弁学園高 ・ドラフト:2015年ドラフト2位 ポテンシャルの高さに脚光が集まる廣岡大志だが、昨季途中に再びトレード移籍となった。 2015年ドラフト2位で東京ヤクルトスワローズに入団すると、高卒1年目から一軍で本塁打を記録。2019年には91試合に出場し、打率.203ながら10本塁打を放つなど、長打力を示した。 しかし、レギュラーの座は奪いきれず、2021年3月に田口麗斗とのトレードで読売ジャイアンツに移籍。新天地では坂本勇人の後釜候補として期待されたが、同年は78試合出場、打率.189、5本塁打と低調な結果に。 翌年以降はファームが主戦場となり、2023年5月に鈴木康平とのトレードでオリックス・バファローズへ活躍の場を移した。 移籍後は44試合に出場し、打率.200と目立つ数字こそ残せなかったが、日本シリーズでスタメンに抜擢。第2戦では4打数2安打1打点と躍動した。 オリックスで3球団目の所属となる廣岡。2024年は才能を開花できるか、注目が集まる。
ベースボールチャンネル編集部