9月の発令は初 熊本県内全域に「食中毒警報」 県、手洗いや食材の加熱呼びかけ
熊本県は6日、高温により食中毒が発生しやすい状況にあるとして、県内全域に「食中毒警報」を発令した。今年2回目で、9月の発令は初めて。調理前の手洗いや食材の加熱、適切な冷蔵庫の使用などを呼びかけた。 医療・健康
警報は、予報で最高気温35度以上の猛暑日が1週間続く場合に発令する。期間は9月12日までの1週間だが、13日の最高気温が35度以上と予想される場合は継続する。 食中毒への警戒を促す1回目の発令は7月25日で、8月18日に解除された。 今年は9月6日正午までに、県内で8件(114人)の食中毒が発生。昨年同時期の5件(50人)を上回っている。(樋口琢郎)