【MLB】 スキーンズとヒルが新人王に選出 今永も4位にランクイン
日本時間11月19日、MLBでは新人王が発表され、ア・リーグはルイス・ヒル(ヤンキース)が、ナ・リーグはポール・スキーンズ(パイレーツ)が選出された。 ナ・リーグの新人王に輝いたスキーンズは、昨季のドラフト全体1位でパイレーツに入団。開幕前から球界最高のプロスペクトとして期待され、その期待に応えるどころか上回るパフォーマンスを見せた。今季スキーンズは23先発(133回)で11勝3敗、防御率1.79、170奪三振を記録。7月のオールスターでは先発投手に選ばれ、サイ・ヤング賞のファイナリストにも入るなど、新人の枠にとどまらず、既に球界最高の投手の1人として認識されつつある。 スキーンズは23票の1位票を集めて新人王を獲得。ライバルと目されていたジャクソン・メリル(パドレス)には7票の1位票が入った。ジャクソン・チョーリオ(ブリュワーズ)が26票の3位票を集めて3位に。今永昇太(カブス)も4票の3位票を得た。 一方、ア・リーグでは混戦の末にヒルが選出された。26歳のヒルは今季29先発し、15勝7敗、防御率3.50、171奪三振をマーク。被打率.189はMLBトップ(規定投球回以上)と、新人離れした支配力を見せた。 ヒルが15の1位票を獲得したのに対し、2位のコルトン・カウザー(オリオールズ)は13とア・リーグの新人王争いは接戦だった。3位にはオースティン・ウェルズ(ヤンキース)が入り、4位のメイソン・ミラー(アスレチックス)と5位のケイド・スミス(ガーディアンズ)にも1位票が入った。