佐賀・神埼市長選挙で元県職員の新人が初当選 談合事件について「しっかり検証して再発防止策を」
FBS福岡放送
ふるさと納税をめぐる談合事件で前の市長が辞職したことに伴う佐賀県の神埼市長選挙で、新人の元県職員が初当選しました。 9900票あまりを獲得し初当選を果たしたのは、無所属新人で元・佐賀県健康福祉部長の実松尊徳氏(57)です。 この選挙は、前の市長がふるさと納税の業者選定をめぐる談合事件で起訴され、辞職したことに伴うもので、市政への信頼回復や不正の再発防止策が争点となっていました。 ■初当選した実松尊徳氏 「今回の事案がどういうものだったのか、しっかり検証して市民の方々に示した上で、再発防止策をとっていきたいと考えている」 実松氏は、新たなチェック体制を設けるなど、市政の“見える化”を進めたいとしています。 投票率は45.15%で前回を21.06ポイント下回り、過去最低でした。