「どれほど打ちのめされているか…」再負傷のマウントに指揮官は「我々は彼を助ける」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が負傷したMFメイソン・マウントへのサポートを表明した。イギリス『BBC』が伝えた。 カラバオカップ準々決勝のトッテナム戦に先発出場したマウント。しかし同試合の前半14分に足を痛めてその場に座り込むと、途中交代を余儀なくされた。 2023年夏にチェルシーから移籍し、ユナイテッドの7番を背負うマウントだが、思うような活躍はできていない。昨季は度重なる負傷により先発出場はわずか5試合。今季もハムストリングの負傷などで、すでに2か月間ピッチから遠ざかっている。 マウントは自身のInstagramで「いま、どれほど打ちのめされているか言葉では言い表せない。ケガが起こったときの僕の表情は、おそらくみんなも観たはずだ。僕はそれが何を意味するのか分かっていた」と悲痛な想いをつづった。 トッテナムに3-4で敗れた試合後、アモリム監督はインタビューで「正確な日付は分からないが、かなり長い時間がかかるだろう」と背番号7のケガが重度であることを示唆した。 「マウントはケガをしやすいのか」と問われた指揮官は「それは私の担当ではない」と回答を控えたが、すぐさま負傷に苦しむ同選手を「助ける」と口にした。 「私にできることは、メイス(マウント)が回復する間に我々のチームでプレーする方法を教え、いろいろなことを考える時間を与える手伝いをすることだ。我々は彼を助けるつもりだし、彼にとってこれほど長い期間欠場するのは本当につらいことだ。彼は一生懸命頑張っている。彼らが一生懸命頑張るなら、我々は最後まで彼を助ける」 なお、マウント自身も投稿の最後には「ユナイテッドのファンのみんな、僕のことをまだよく知らないかもしれないが、一つだけ保証できるのは、僕は決して諦めたり、信念を失ったりしないということ」、「前にも言ったけど、僕は全力を尽くしてこの厳しい時期を乗り越え、目的が達成されるまで止まるつもりはないよ」と力強いメッセージを残した。