ジャイアンツは“選外”に…巨人が獲得できなかった大物(6)「FA積極参戦」もまさか
2024年シーズンは、4年ぶりのセントラル・リーグ優勝を目指す読売ジャイアンツ。これまでの歴史を振り返ると、フリーエージェント(FA)市場などで実績ある選手の獲得に成功してきた。一方で、近年は大型補強に乗り出すも、失敗に終わるケースも増えている。ここでは、巨人が獲得できなかった大物選手を紹介したい。
鈴木大地
・投打:右投左打 ・身長/体重:175cm/79kg ・生年月日:1989年8月18日 ・経歴:桐蔭学園高 - 東洋大 ・ドラフト:2011年ドラフト3位 2019年オフに東北楽天ゴールデンイーグルスにFA移籍した鈴木大地。読売ジャイアンツも獲得オファーを出したが、悔しい結果となった。 2011年ドラフト3位で千葉ロッテマリーンズに入団すると、ルーキーイヤーから一軍の舞台を経験。プロ2年目には遊撃のレギュラーを奪取し、同年はベストナインを受賞した。 その後は二塁、三塁など様々なポジションを守りながら、2019年には140試合出場で打率.288、15本塁打、68打点をマーク。チームの中心を担っていたが、同年オフにFA権を行使して楽天に移籍した。 新天地でも活躍を見せ、移籍初年度は120試合に出場し、打率.295、4本塁打、55打点をマーク。同年はベストナイン、三塁手部門のゴールデングラブ賞をW受賞した。 翌2021年には全143試合に出場し、自身3度目の2桁本塁打(10本)を記録。昨季は打率.244と低迷したが、11年連続で100試合以上の出場を果たした。 今季は4月7日のソフトバンク戦でサヨナラ打を放ち、同月中旬以降はスタメンに名を連ねることも増えた鈴木大。今季も勝負強い打撃は、チームの力になりそうだ。
ベースボールチャンネル編集部