アルゼンチンでゼネスト 政権の公務員削減に反対
【サンパウロ共同】アルゼンチンで24日、ミレイ政権が掲げる公務員削減や国営企業の民営化推進などに反対するゼネストが実施された。同国のゼネストは2019年以来。航空機の欠航や鉄道の運休が相次ぎ、銀行や商店が営業時間を短縮するなど影響が広がった。 労働組合を取りまとめている「アルゼンチン労働総同盟」が主導した。労組幹部は地元ラジオで「物価が高騰し、雇用の創出もなく、不幸や絶望が広がっている」とし、「ミレイ大統領はこの国を貧しい国にしようとしている」と批判した。 首都ブエノスアイレスの国会周辺では大規模な集会が開かれ、全国各地でデモが行われた。