<ライブレポート>ENHYPEN、唯一無二のパフォーマンスで観客を虜にした初の【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024】
ロッキング・オン・ジャパンが主催・企画制作する日本最大の野外ロックフェスティバル【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 supported by au】(以下【RIJF】)が、千葉市蘇我スポーツ公園にて8月3日、4日、10日、11日、12日の5日間にわたって開催された。本稿では、3日目となる10日に出演したENHYPENのライブの模様をお届けする。 その他の画像 夕方17時でもまだジリジリと蒸し暑い<LOTUS STAGE>に、【RIJF】初出演となるENHYPENが登場。ステージに7人が現れると、会場からは「やばい!」「かっこいい!」と悲鳴に似た歓声が起こる。「Attention, please!」からライブがスタートすると、彼らの圧倒的ビジュアルとパフォーマンスで、唯一無二の熱狂的な盛り上がりを見せる。この日は夏フェスならではのバックバンドでのパフォーマンス披露だったが、「ParadoXXX Invasion」では楽器陣とダンスが共鳴し、いつにも増してエネルギッシュなステージで会場のボルテージは加速度的に上がっていく。 MCでは、JUNGWON(ジョンウォン)が「僕たちの【ROCK IN JAPAN】でのデビューステージをお見せしましたが、最初のステージから夏フェスの醍醐味をしっかりと感じましたよ~」と話し、SUNGHOON(ソンフン)は「迎えてくださる皆さん本当に最高です!」とコメント。NI-KI(ニキ)は「皆さんと一緒に過ごす暑い夏をずっと待ち望んでいた分、ぎっしり詰まったセットリストで一緒に盛り上がりましょう!」と、それぞれ初めての【RIJF】でのステージの思いやENGENE(ENHYPENのファンネーム)と一緒に楽しむ夏への期待を伝えた。 「Bite Me [Japanese Ver.]」や「Tamed-Dashed [Japanese Ver.]」、「Forget Me Not」などの日本語曲も多数披露された。中でも「Drunk-Dazed [Japanese Ver.]」ではJAY(ジェイ)がギターを演奏し、その華麗なギターさばきに多くの観客の心が奪われた。 信じられない暑さの中、7人はその暑さを微塵も感じさせない鬼気迫るパフォーマンスや、ステージの端から端まで移動し、ENGENEへ手を振ったり笑顔を向け、チャレドルっぷりを発揮する。 ライブもいよいよ終盤に。メンバーは「忘れられない思い出になりました」(SUNOO ソヌ)、「僕たちと今日初めて出会った方々も、僕たちを愛してくださるファンの皆さんも、みんなで一つになったような気がして本当に幸せでした」(SUNGHOON)、「8月末に愛知と宮城で行われる僕たちのワールドツアーでも今日の熱いエネルギーを保ち続けたいと思います」(NI-KI)とそれぞれ挨拶した。最後は7月12日にリリースしたアルバム『ROMANCE : UNTOLD』より、「XO (Only If You Say Yes)」「Brought The Heat Back」を演奏。フェスならではのアレンジやパフォーマンスを披露し多くの観客のハートを掴み、ENHYPENの初の【RIJF】でのステージは大団円を迎えた。 Text by: Sakika Kumagai Photo by: ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 ◎公演情報 【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2024 supported by au】 2024年8月3日(土)、4日(日)、10日(土)、11日(日・祝)、12日(月・振休) 千葉・千葉市蘇我スポーツ公園 <セットリスト(ENHYPEN)> 01. Attention, please! 02. ParadoXXX Invasion 03. Bite Me [Japanese Ver.] 04. Karma 05. Drunk-Dazed [Japanese Ver.] (Jay guitar solo ver) 06. Sweet Venom 07. Make the change 08. Tamed-Dashed [Japanese Ver.] 09. Forget Me Not 10. Paranormal 11. XO (Only If You Say Yes) 12. Brought The Heat Back