【詳報】岡山シーガルズ、今季初の連勝 SVリーグ女子、KUROBEに3―0
バレーボールの新リーグ「大同生命SVリーグ」の女子は26日、岡山市のジップアリーナ岡山などであり、7位の岡山シーガルズは13位のKUROBEに3―0で快勝し、今季初の2連勝を飾った。通算3勝2敗とし、順位は7位から変わらなかった。 シーガルズは堅いディフェンスで主導権を握り、ライト山城、レフト高柳らを中心に得点を重ねて第1、第2セットをともに大差で奪った。第3セットは19―17から中本、金田の両レフトの連続得点などで突き放し、25―19で押し切った。 デンソーがPFUに3―1で勝って5戦全勝。NEC川崎は刈谷を破り4勝1敗とした。埼玉上尾、東レ滋賀、大阪Mも勝利した。 男子は大阪Bが名古屋に3―2で競り勝ち、4勝1敗とした。東レ静岡、東京GB、愛知も勝った。 シーガルズ3ー0KUROBE 25―19 25―16 25―19 【評】岡山シーガルズが効果率13・4%のサーブで攻めた。相手の攻撃力を弱めて拾いまくり、切り返しのアタックで金田、山城、高柳らが着実に得点につなげた。金田らが要所で計5本のブロック得点を挙げ、チームを勢いづけたのも大きい。ミスによる失点は5で今季最少だった。 KUROBEは新加入の外国人選手2人が2桁得点を挙げたものの、勝負どころで決定力を欠いた。