『ワンピース』ペローナの父は海賊王の仲間だった? 姿を変えて登場している説も浮上
外見、時系列……すべてがつながる?
マンガ『ONE PIECE(ワンピース)』に登場する女性キャラ「ペローナ」は、元「王下七武海」のひとり「ゲッコー・モリア」の部下です。サブキャラクターでありながら、多くのファンから人気の高いペローナの「父親」について、一部のファンから興味深い考察が浮上しています。その人物とは一体何者なのでしょうか。 【画像】全然似てないけど… こちらがペローナの父親かもしれない人物です(3枚) コミックス96巻に収録されている質問コーナー「SBS」では、海賊王「ゴール・D・ロジャー」が率いた「ロジャー海賊団」のメンバーが紹介されています。そのなかに「Mr.モモラ」という男性がおり、このMr.モモラとペローナとの間に親子関係が疑われているのです。 Mr.モモラとペローナのビジュアルを見比べてみると、共通点が多いことに驚かされます。TVアニメ『ONE PIECE』967話でも登場したMr.モモラは、桃色のウェーブがかった長い髪、そして舵輪(だりん)のようなまつげ、さらに特徴的な帽子を被っているところまで一致しています。また、ロジャー海賊団が解散したのが現在から25年前のことで、ペローナが生まれたのも25年前です。ロジャー海賊団の解散直後にペローナが生まれたと考えると、時系列からしても辻褄(つじつま)が合います。 さらに、コミックス82巻のSBSで明かされた、ペローナの幼少期も非常に興味深い点です。SBSには、モリアに対してペローナは「子供の頃拾われ、ずっと一緒にいたので、親のように慕っています」とつづられています。 この設定から、Mr.モモラがロジャー海賊団の残党狩りに遭って死んだか、なんらかの事情で幼いペローナを捨てたのではないか、との考察が浮上していました。ファンからは「否定したいのに、否定材料がない!」「ありえるんじゃない……?」などの反響が広がっています。 そのMr.モモラの正体については「『世界経済新聞社社長』の『モルガンズ』では?」という意見もあるようです。コミックス108巻のSBSで「モルガンズは『トリトリの実 モデル アルバトロス』の鳥人型をずっとキープしてる人」だと明かされています。さらに作者の尾田栄一郎先生が「人型はどんな人なんでしょうね~」と意味深な発言をしていることから、このような考察が生まれたのかもしれません。 たしかに、モルガンズの被っている帽子とMr.モモラの被っている帽子が似たデザインのように見えることや、モルガンズが「サイファーポール」の諜報員を撃退するほどの強さを持っていることから、その正体がロジャー海賊団の元メンバーであっても不思議ではないかもしれません。 『ONE PIECE』には、数々のキャラクターに「親子説」があります。Mr.モモラとペローナの親子説は、尾田先生による伏線の可能性はあるのでしょうか。
LUIS FIELD