【びわこボート・GⅠ周年記念】レース総展望/峰竜太の強さ相変わらず/昨年MVPの石野貴之は猛反撃へ/12日開幕
これら昨年末のグランプリ組に対して、グランプリ返り咲きを目指す西山貴浩が、今年はGIで3優出と好調。3月のからつ(佐賀県)のGIダイヤモンドカップを制して以来、賞金上位に位置し続けている。優出1号艇で3着にとどまった4年前のびわこ大賞の雪辱を今年こそ果たす。
福岡のエース瓜生正義はSGで1回、GIで2回の優出。びわこは今年3月の一般戦でV。その勢いで大会初制覇に挑む。
同じ福岡の前田将太も水面実績は高い。こちらもびわこ大賞は1号艇で優出しながら敗れた過去があり、リベンジへと燃える。
昨年の71周年の覇者の椎名豊、同準Vの篠崎元志は、椎名が賞金25位、篠崎が30位と、こちらもグランプリ返り咲きへの正念場。今年も好走を目指す。
猛反撃といきたいのが、昨年はグランプリを制し、MVPにも選出された石野貴之だ。賞金22位で、今年も終盤にさしかかろうとするこの段階でまだグランプリ出場圏外。GIもGIIも制したことがある地元地区の実績水面で一気にランクアップを図る。