今季流行中の”シン”アメカジはこれで網羅! ゴローズに続くアクセサリー6選──特集:2024年秋冬、新しいアメリカン・ファッション
ナバホを筆頭に、ネイティブアメリカン・ジュエリーの人気が継続中だ。クラフツマンシップあふれる繊細な彫金と華やかなデザインが秋冬のスタイルに彩りを添える。 【写真の記事を読む】6選の写真をチェック!
アメリカンファションでジュエリーといえば、ネイティブアメリカンが手掛ける逸品だろう。古来より鉱物や動物の骨、貝殻などを用い職人の手によって作られ、その伝統は今なお継承されている。中でもナバホ族が手掛ける繊細なコレクションは、今季も絶大な人気を博している。またお守り的な要素もあることから、多くのブランドがフェザーやターコイズを用いた多様なデザインのアイテムをリリースしていることにも注目したい。 ネイティブアメリカン・ナバホ族のアーティストである、スタンフォード・ヤジー氏によるバングルは、大粒のターコイズが着こなしのアクセントに最適。また、シルバーのざらついた表面部分の表情もポイントだ。こちらは砂から金型を作る、“サンドキャスト技法”を用いて製造された逸品。¥189,200(ネペンテス Tel.03-3400-7227) 「ルースターキング&カンパニー」は、多くのセレブも愛用する、カリフォルニア発のレザーカーヴィング(革彫刻)ブランド。レザー仕様のフェザーネックレスは、16cmという大判ながら、丁寧にカーヴィングすることで質感や立体感を繊細かつ軽やかに表現している。さらに色付けを施すことで、みずみずしい存在感が生まれているのだ。¥27,500 by SEVEN BY SEVEN × Rooster King & Co.,(セブンバイセブン Tel.03-5785-6447) ユニセックスラインである「TOGA TOO(トーガトゥー)」のレザーベルトフリンジループタイ。メタルパーツをスライドして使用でき、アイコニックなフリンジデザインやメタル使いがインパクトを与える。さらにコンチョをあしらったレザーのベルトモチーフがグレード感を演出する。¥24,200 by TOGA TOO(トーガ・アーカイブス Tel.03-6419-8136) 蝶をモチーフにしたカラフルなブローチは、「ニードルズ」と、ネイティブアメリカン・ナバホ族のシルバースミス(銀細工職人)であるレイ・アダカイ氏とのコラボレーションジュエリー。多様な原石を用いたカラフルなデザインはもちろん、全てハンドメイドによるものなので、個体によってデザインが異なるのも魅力だ。 「ララガン」は2017年にデビューした、日本発のジュエリーブランド。人気の干支シリーズから、スネークバージョンのリングが登場。ゴールドメッキと無垢のコンビネーションに加え、寄木細工のようなパターンが美しいクラフツマンシップが際立つ逸品だ。指に巻き付くような独特のデザインは、着こなしの主役にもなりうる強烈な存在感を発揮する。¥77,000 by R.ALAGAN(ララガンデザイン info@ralagan.com) 太平洋北西沿岸に居住する、カナダ先住民「ファーストネーションズ」が手掛けたネイティブカナディアンジュエリーの14K無垢のバングル。一点物のハンドメイドジュエリーで、モチーフにはORCA(シャチ)と、洗練されたネイティブ・カナディアンのスタンプワークが美しく刻まれているのだ。¥77,000 by R.ALAGAN(ララガンデザイン info@ralagan.com)
写真・小嶋晋介 文・オオサワ系 編集・高杉賢太郎 @ GQ
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