【体操】日本協会がパリ五輪辞退の宮田笙子の処遇に言及「温かく見守っていただきたい」
日本体操協会は20日、理事会後にオンラインで報道陣の取材に応じ、飲酒と喫煙行為でパリ五輪代表を辞退した体操女子の宮田笙子（19＝順大）について言及した。 先月に閉幕したパリ五輪は主将として活躍が期待されるも、大会直前に内部通報により飲酒と喫煙が発覚。代表の辞退を余儀なくされた。 この日、日本協会側は「事実関係の把握と再発防止に向けて、第三者により聞き取り調査を実施することを決定し、弁護士事務所に依頼をいたしました」と説明。現在も調査中で報告を受けた上で今後の対応を行う予定だという。 また、現段階では調査結果が公表されるまでは大会の参加可否を所属先の判断に委ねる方針を示し「すでに国スポ（国民スポーツ大会）にて大会に参加しておりますが、みなさまには本人（宮田）に対してぜひ温かく見守っていただきたいという風に考えております」との見解を述べた。 7日の国民スポーツ大会には、飛躍のきっかけとなった鯖江高時代を過ごした福井県代表として出場。6年ぶり6度目の団体優勝に貢献した。試合後には「このたびは私がとった行動によってたくさんのみなさまにご迷惑をかけてしまい、深く反省しております。この件に対し真摯に向き合い、今後の競技生活を全うしてまいりたいと思います」などと謝罪していた。
東スポWEB
