舞台「ソーセージ」に出演する（左から）ＩＣＥｘの八神遼介、同・阿久根温世、Ｌｉｅｎｅｌの芳賀柊斗、同・近藤駿太

　8人組ダンスボーカルユニット「ICEx（アイス）」の阿久根温世（あくね・はるせ、19）が10日、東京・銀座の博品館劇場で主演舞台「ソーセージ」の開幕前に取材に応じた。共演の「ICEx」八神遼介（16）、6人組メインボーカル＆ダンスグループ「Lienel（リエネル）」の芳賀柊斗（19）、同・近藤駿太（19）と開幕直前の思いを語った。 　「ソーセージ」はシェークスピア作品の中で、最も短い戯曲「間違いの喜劇」をロックミュージックに彩った現代的ドタバタ喜劇。4人は離れ離れになってしまった双子の兄弟と、その2人に仕える双子の召し使いを演じる。 　大手芸能事務所「スターダストプロモーション」に所属する俳優・タレントで構成されたアーティスト集団”EBiDAN（エビダン）”に在籍する両グループ。ライブやバラエティーの冠番組では共演しているが、グループを飛び出しての舞台出演は初めて。 　阿久根が「ダンスと歌でしか見てこなかったので新鮮。特別すぎる機会をつくってもらって楽しみ。全力で向き合いたい」と意気込めば、八神は「稽古していく中で距離が近づいて、いい関係になってきた」と手応えを明かした。 　芳賀は「緊張していたんですけど同じ”エビダン”の中で安心だったし、助けてもらえた」とメンバーに感謝。近藤は「稽古中や楽屋で知らない部分も見えて面白かった」と笑顔を見せた。 　最後に阿久根は「笑える部分もありますし、演出も凝っていて皆さんが最後まで飽きずに楽しめる作品になっています。気軽に見ていただければ」と呼びかけた。 　同劇場で27日まで。