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（ブルームバーグ）： 中国の電子商取引大手アリババグループの共同創業者、馬雲（ジャック・マー）氏は社内フォーラムで、組織再編を進める同社への支持を表明した。数カ月ぶりに沈黙を破り、社内の士気向上を図った。

表舞台から近年遠ざかっている馬氏は長文メモで、アリババの蔡崇信会長と呉泳銘最高経営責任者（ＣＥＯ）の新体制による成長てこ入れの取り組みを評価。同社は正しい軌道にあるとした上で、この方向に進むよう従業員らに促した。

アリババ従業員20万人余りの多くから尊敬を集める馬氏は昨年11月、アリババの方向性に批判的な見方を示しつつ、ライバル企業を称賛していたが、今回はそれに比べるとかなり楽観的なトーンだった。

ジャック・マー氏、アリババに「軌道修正」促す－異例の社内メモ

馬氏は既成概念にとらわれず、「大企業のわな」から抜け出そうと改めて呼びかけた。 物流事業を手掛ける菜鳥やクラウド部門の上場計画を当初推進しながらその後取りやめるなど方針の急転換もあったが、成長が戻りつつあり、アリババは前進していると強調した。

原題：Jack Ma Cheers Alibaba’s Latest Overhaul Plan in Rare Missive（抜粋）

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