宇都宮市のみずほの通り 全線4車線化で利便性アップ
とちぎテレビ
宇都宮市の国道408号と鬼怒テクノ通りを結ぶ、市道「みずほの通り」の全線4車線化の工事が終わり、15日から利用が始まりました。 宇都宮市が4車線化を進めていた「みずほの通り」は、国道408号上籠谷交差点と鬼怒テクノ通りを結ぶ、長さおよそ1・7キロの市道で、2007年度に工事に着手し、2021年3月に片側1車線の道路として開通しました。 今回、中央分離帯を挟んで、残りの2車線を加えた全線4車線の道路として完成しました。総事業費は、およそ63億円です。 15日は利用開始を前に、工事の関係者が安全祈願と工事の完成を祝いました。このあと、工事関係者が車線を規制していた障害物を次々と取り除き、午後2時から4車線での通行が始まりました。 みずほの通りは、2020年度に暫定2車線での利用が始まってから、周辺の交差点付近の渋滞緩和が図られているほか、上籠谷交差点から真岡市の井頭公園へのアクセスが向上しています。宇都宮市によりますと、今回の4車線化でこれまで以上に広域的な交通がスムーズになるほか、周辺の緊急輸送道路の確保ができ、防災・減災機能のさらなる強化が図られるということです。
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