元サッカー日本代表・槙野智章が、「いいプレイヤー」「いいリーダー」に共通して大事だと思う心構えは?
試合前は、しっとりした楽曲も聴く
──槙野さんは番組の初回放送で「音楽が大好き」と話していました。代表チームの音楽担当だったそうですね。代表チームの中で、どんな曲を流していたのか教えてくれませんか? 音楽、大好きです。実は試合前って、アゲアゲになる曲ばかりじゃなく、けっこうしっとりとしたのも聴くんです。僕は、SPiCYSOLの『Coral』をよく聴いていました。これは日本代表の移動中の車でよく流していましたね。 この曲の良さはどっちの気分にもなれるところ。アゲアゲにもなれるし、一方で、横ノリのサウンドだから、夜の高速道路を車で走りながら、しっとりした気持ちにもなれる。めちゃくちゃ聴いてます。僕の結婚式でもSPiCYSOLを招いてこの曲を演奏してもらいました。ちなみに本田圭佑さんもこの曲がめちゃくちゃ好きなんですよ。 ──サッカー界にも浸透しつつある楽曲なんですね。 この曲は今の代表チームの面々にも人気です。僕は森保JAPANの発足から2年目までいたので、久保選手や堂安選手もこの曲を聴いて、「いいですね」って言っていましたから。 ──最後に、リスナーのみなさんにメッセージをお願いします。今後はスタジアムで、「ラジオを聴いてます」なんて声を耳にする機会があると思います。 僕はもともと、関西の局でラジオ番組をやっていましたし、ラジオは聞いているんですけど、サッカー選手ってラジオを聴く文化があまりないんですよ。今後はサッカー界にラジオが浸透していくように、『ORIENT STAR TIME AND TIDE』に取り組んでいきたいと思います。 (取材・文=中山洋平)