【巨人】現役レジェンド坂本勇人が史上2人目の偉業 通算450二塁打達成
<巨人-中日>◇22日◇東京ドーム 巨人坂本勇人内野手(35)がプロ野球史上2人目の偉業にたどり着いた。通算450二塁打を達成した。 【写真】坂本にボードを手渡し、レガースも回収していったのはあの選手 19日の広島戦で3試合連続の二塁打を放ち、福本豊に並ぶ歴代2位の通算449二塁打でリーチをかけた。この日、3回無死一塁、中日小笠原から左翼線に二塁打を放ち“大台”に乗せた。二塁ベース上では湯浅からメモリアルボードを受け取り、高らかに掲げた。 こだわり抜いた二塁打だった。かつて二塁打について「二塁打を30本打っているということは、30本の単打と30盗塁したのと同じこと。それくらい二塁打はすごく価値があると思う」と話していた。球史において敵将の立浪和義しか達成しない領域に足を踏み入れた。 【通算二塁打ランキング】 1位 立浪和義=487 2位坂本勇人=450 3位 福本豊=449 4位 山内一弘=448 5位 金本知憲=440 6位 稲葉篤紀=429 7位 王貞治=422 8位 張本勲=420 9位 長嶋茂雄=418 10位 松井稼頭央=411 ▼通算450二塁打=坂本(巨人) 22日の中日11回戦(東京ドーム)の3回、小笠原から左二塁打を放って達成。通算487二塁打の立浪(中日)に次いで2人目。初二塁打は08年4月1日中日1回戦(東京ドーム)で中田から。坂本は35歳5カ月、2143試合で達成。立浪は35歳9カ月、2112試合で記録しており、年齢では立浪を抜いた。