多くの水害をもたらしてきた巴川 なぜ氾濫を繰り返す? 治水対策の”いま”
永井学 記者: 巴川の下流に来ています。現在、川の中では重機を使って川底を掘削する工事が行われています 清水区の巴川下流域は両岸いっぱいまで住宅や飲食店などが立ち並んでいるため、川幅を広げることはできません。 このため、県は河口から約2kmの川底を2mほど掘削し流れる水の量を増やす狙いです。 同時に橋も架け替えますが、橋脚は現在の4本から1本にして水を流れやすくします。 このほか、静岡市は流域の学校のグラウンドや公園を雨水がたまるように整備。 また、家庭で雨水をためる専用のバケツの設置に補助金を交付するなど県と市が共同で流域の治水対策に取り組んでいます。
静岡土木事務所 河川改良課 望月一弘 課長: 各家庭で出来ることとしては大雨の時に風呂の水を流さない、降った雨をバケツ1杯でもためておくなどを皆さんが実行することで川の水位の上昇を抑えることができ、浸水被害を軽減することができる。(Q.それだけでも違う?)はい 異常気象によって激甚化している豪雨災害。 国や自治体による効果的な治水対策に期待はかかりますが、私たち市民も日ごろからできることを実行することが必要です。
テレビ静岡
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