藤井フミヤ、勝俣州和と家族ぐるみの「夫婦ディナー会」大物芸人がつないだ2人の “親友” 秘話
2024年6月9日、日本武道館に集った観衆は沸きに沸いた。この日はシンガーソングライター・藤井フミヤにとって、デビュー40周年イヤーを締めくくる記念すべきコンサートだった。 【写真アリ】タクシーに乗り込む姿も男前!藤井フミヤのバイバイ チェッカーズとしてシングル『ギザギザハートの子守唄』で鮮烈なデビューを飾り、その後ソロ活動へ。昭和から令和まで、音楽シーンの最前線を駆け抜けたフミヤの軌跡もひと区切りといえるが、音楽ライターの見立ては異なる。 「いやいや、フミヤさんは62歳にして絶好調ですよ。2023年の大晦日は26年ぶりに『NHK紅白歌合戦』出場を果たしましたし、今春には芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。 去年9月から9カ月間も続いた40周年コンサートツアーはついにファイナルを迎えましたが、秋には2つの音楽フェスに出場するという多忙さです。62歳にしては働きすぎというぐらいで、キャリアの円熟期の今こそ楽しみなシンガーでしょう」 そんなフミヤがオフの合間に姿を現したのは8月下旬、都内のフレンチレストランだった。 「お店の前で友人と待ち合わせてしていたら、オシャレな男女がやってきたんです。男性のほうは全身黒コーデでサングラスをかけていて、年齢より若々しい見た目でしたが、見た瞬間にフミヤさんだとわかりました。 横にいた女性と手をつないでいましたが、愛妻家だと聞きますから、奥さんなんですかね。仲睦まじい様子で、フミヤさんがエスコートしてお店に入っていきました。 プレゼントっぽい紙袋を手にしていたので、店内で誰かと待ち合わせしたのかもしれません」(居合わせた人) 入店から4時間あまりのち、フミヤを先頭にゾロゾロと出てきたのは男女6人のグループだった。会計を支払ったのだろうか、フミヤに対して深く頭を下げるのは短パンの男性だ。一同は店の外ですぐに解散せず、話に花を咲かせる。なかでも短パンの男性は、ひときわ大きな笑い声をあげていた。 「その男性は、人気タレントの勝俣州和さんですよ。その日は、勝俣夫婦、フミヤ夫婦、そしてハワイ在住の画家・ノグチタカさんと奥様の “夫婦ディナー会” でした。 野口さんとフミヤさんは、もともとハワイ在住の有名コーディネイター・マキコニクソンさんを通じて知り合い、意気投合。フミヤさんがハワイに行くたび、食事をともにする仲です。 そのつながりから勝俣さんとも親しい友人関係を築いており、野口さんが日本で個展を開くたび、勝俣さんは足を運ぶほどだとか。 2022年には、勝俣さんのYouTubeチャンネルにフミヤさんとともに3人で “共演” していました。 今回の食事会は、日本でのアート展に出展するため、夏の間だけ一時帰国していた野口さんがハワイに帰ることになり、慰労会として企画されたものだと聞いています」(芸能関係者) それぞれが、妻同伴で食事を楽しんでいたわけだ。それにしても、大物アーティストのフミヤと、人気タレントの勝俣。一見接点のなさそうな2人の関係も気になるところ。彼らをつないだのは、ある “大物芸人” だ。 「フミヤさんが、勝俣さんと家族ぐるみの付き合いをするようになったきっかけは、とんねるずの木梨憲武さん。もともとフミヤさんと木梨さん、タレントのヒロミさんが30年来の大親友で、しょっちゅう3人で遊んでいます。 一方、勝俣さんが業界で消えずに生き残っているのも、『とんねるずの生でダラダラいかせて!!』(日本テレビ系)でレギュラーを掴んでブレイクしたおかげ。 芸能界屈指の交友関係を誇る木梨さんが紹介した勝俣さんに、フミヤさんは全幅の信頼を置いています。じつは、木梨さんと安田成美さんの船上結婚式で2人は初めて会ったんです。お互いの家がそれほど遠くなかったこともあり、飲み会などで同席する機会も増え、交流するようになったとか」(芸能記者) 勝俣といえば、和田アキ子をはじめとした大御所に愛される “人たらし” ぶりで知られるが、フミヤに対しては特別な敬意を抱いているという。 「年齢的に勝俣さんがフミヤさんの3歳年下ということもあり、フミヤさんには非常に礼儀正しく接しています。勝俣さんがCHA-CHAでデビューしたころ、フミヤさんはチェッカーズで大スター。雲の上の人でしたから、勝俣さんからすれば敬語は当たり前なんです。 東京でのフミヤさんのライブにもきっちり顔を出して礼を尽くすなど、律儀な付き合いを重ねているようです。兄貴肌のフミヤさんにしても、慕ってくる勝俣さんがかわいいのでしょう。 フミヤさんから手料理を振舞ったり、ハワイに家族ぐるみで旅行したり、勝俣さんのYouTubeチャンネルにフミヤさんがゲスト出演したりと、“親友” 関係を築いています」(同) 路上で歓談後、タクシーを捕まえたフミヤ夫婦。一同は手をあげて乗り込んだフミヤを見送り、その場はお開きとなった。気の置けない顔ぶれに囲まれ、フミヤにとっては秋のライブに向けて最高の充電となったにちがいない。