<朝ドラ>「あんぱん」の“二人の妹”はヒロインまで手が届くか 過去には土屋太鳳、杉咲花、清原果耶が
連ドラ初主演作「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)の地上波放送が、7月9日に始まった河合優実さん。昨年の大河ドラマ「どうする家康」の千姫役も記憶に新しい原菜乃華さん。先月、今田美桜さん主演の2025年度前期のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)「あんぱん」で、ヒロインの“二人の妹”を演じることが発表された。それぞれヒロインオーディションからの抜てきで、ドラマファンから「数年後には朝ドラヒロインに」と期待する声が上がっているが、果たして……。過去の例と、そのほかの候補をここでは紹介する。 【写真特集】まるで別人!? 河合優実、ぬれ髪でアンニュイに
◇河合優実&原菜乃華の起用理由は「圧倒的な芝居力と天真爛漫さ」
「あんぱん」は、「アンパンマン」を生み出したマンガ家、絵本作家のやなせたかしさん(1919年~2013年)と、小松暢さん(1918~93年)夫婦をモデルにし、まだ何者でもなかった二人が、あらゆる荒波を乗り越え、アンパンマンにたどり着くまでの、生きる喜びが全身から湧いてくるような「愛と勇気の物語」となる。
今作で、ヒロイン・朝田のぶ(今田さん)のしっかり者の次女・蘭子(次女)を演じる河合さんは2000年12月19日生まれ、東京都出身の23歳。2019年にデビューし、2021年公開の映画「由宇子の天秤」「サマーフィルムにのって」の演技が評価され、「ブルーリボン賞」をはじめ、数々の映画賞で新人賞を受賞。2023年、「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」(NHK)で連続ドラマに初主演し、今年1月期に放送された連続ドラマ「不適切にもほどがある!」(TBS系)での演技も話題となった。
一方、天真爛漫(らんまん)で、歌うことが好きな三女・メイコに扮(ふん)する原さんは2003年8月26日生まれ、東京都出身の20歳。子役出身で、連続ドラマ「真犯人フラグ」(日本テレビ系、2021~22年)や「ナンバMG5(エムジーファイブ)」(フジテレビ系、2022年)などで注目を集め、2022年11月公開の新海誠監督の劇場版アニメ「すずめの戸締まり」ではヒロインを演じ、2023年は大河ドラマ「どうする家康」にも出演。また同年公開の映画「ミステリと言う勿れ」で「第47回日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞した。