広瀬すず、本格サスペンス初主演 初共演の弁護士役・松山ケンイチと事件の真相に迫る TBS系ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」25年1月スタート
女優、広瀬すず(26)が来年1月スタートのTBS系ドラマ「クジャクのダンス、誰が見た?」(金曜後10・0)で本格サスペンスに初主演することが3日、分かった。 原作は2021年にフジテレビ系でドラマ化された「イチケイのカラス」の作者、浅見理都氏が連載中の人気漫画。タイトルはインド哲学の一節で、今作では「たとえ誰も見ていなかったとしても、犯した罪から逃げることはできない」という意味が込められている。 すずが演じるのはクリスマスイブの夜に元警察官の父を殺された大学生・心麦(こむぎ)。父が22年前に担当した一家惨殺事件の犯人の一人息子が逮捕されるも、父の遺した手紙によると、その人物は冤罪(えんざい)だという。時代を超えた2つの事件が交錯する中、心麦は手紙に名前がありながら父とは接点がない弁護士・松風とともに真相を追っていく。 新境地に挑むすずは「台本を読んでいても『犯人誰?』と気になるばかり。撮影現場では共演の方々を観察し、疑い深い目で見てしまうかも」と物語のとりこに。心麦については「ほっこりとした温かさのある一方で孤独な面もあり、味方になってあげたくなる子」と分析。「彼女の強い意志と希望、迷いを丁寧に演じ、たくましく心麦ちゃんとして生きようと思います」と誓った。 弁護士の松風役は、16年にすずと出演した映画「怒り」で同じシーンがなく、本格初共演となる俳優、松山ケンイチ(39)に決定。「広瀬さんと、どう会話のキャッチボールを変化させていけるのか楽しみ」と撮影を心待ちにした。