06年W杯でサッカー日本代表に勝利した再現を狙うオーストラリア代表新監督「まだ06年の結果に笑顔だ、また笑うことを期待」
サッカー日本代表は15日、埼玉スタジアムでFIFAワールドカップ(W杯)26アジア最終予選(3次予選)の第4戦オーストラリア代表戦に臨む。オーストラリアメディア『news.com.au』は現地時間14日に、日本代表との試合を前にして意気込みを語るトニー・ポポヴィッチ監督のコメントを報じている。 【画像】サッカー日本代表、オーストラリア戦の予想フォーメーションはこちら! オーストラリア代表は、アジア最終予選初戦のバーレーン代表に0-1で敗れると、第2節のインドネシア代表戦は0-0のドロー。その後、グラハム・アーノルド監督が辞任し、トニー・ポポヴィッチ新監督が就任した。新指揮官のもとで臨んだ第3節の中国代表との試合では、先制ゴールを献上してしまったものの、その後3ゴールを奪い逆転勝利を果たしている。 日本は、06年のW杯ドイツ大会でオーストラリアに1次リーグで戦い、逆転負けを喫していた。ポポビッチ監督は当時、オーストラリア代表としてプレーしていた。過去に日本に対して勝利した経験のある指揮官がもたらす経験とメンタリティは、現在のオーストラリア代表にとっても得難いものだろう。 同監督は、「06年の試合は特別だった」と前置きし、「今でも(思い出すと)あの結果に笑顔がこぼれる。明日の夜も同じような笑みを浮かべられるように期待している。しかし、日本のサッカーが格段に進歩していることも理解している。素晴らしい相手に対して、自分たちのパフォーマンスに自信を持ってより良いプレースタイルを見せたい。それが我々にとって鍵になる。それができれば間違いなく試合に勝てるチャンスがあるだろう」と、日本戦に向けての意気込みを語っていた。
フットボールチャンネル編集部