パドレス・アラエスが今月4度目の4安打で5月は44安打! 月間MVP争いで大谷翔平最大のライバルに
◆米大リーグ ロイヤルズ8―11パドレス(31日、米ミズーリ州カンザスシティー=カウフマンスタジアム) 【動画】8回猛攻の口火を切ったアラエスは2巡目にもタイムリーヒット! パドレスのルイス・アラエス内野手(27)が31日(日本時間6月1日)、5月最後の試合で4安打2打点の大暴れ。ドジャース・大谷翔平投手(29)らと競争している月間MVP争いで一歩リードした。 「1番・一塁」で先発出場したアラエスは初回に投手強襲の内野安打で6試合連続ヒットとすると、1点を追う8回には先頭で左前打を放ち、一挙9得点の超ビッグイニングのきっかけをつくり出した。打者一巡で回ってきた1死満塁では左翼線へ2点適時打。1イニング2安打を記録し、今月だけで4度目の4安打をマークした。5月は26試合で13度のマルチ安打。月間打率3割8分9厘、44安打と打ちまくり、シーズン打率3割4分2厘も現時点で全米トップとなっている。22年にはツインズで、昨季はマーリンズで2年連続首位打者に輝いている安打製造機が今月4日(同5日)に加入したばかりの新天地でも本領発揮だ。 大谷は30日(同31日)終了時点でリーグトップタイの月間7本塁打を記録。OPS1・001と長打率6割1分1厘はリーグトップ。29安打は同8位、19打点は同5位タイ、8盗塁は同4位、打率3割2分2厘は同4位、出塁率3割9分は同5位、50塁打は同2位と、多くの部門で上位に名を連ねていた。ハーパー(フィリーズ)らライバルも多いが、アラエスが最大の壁となりそうだ。
報知新聞社