ドジャース生え抜き10年目右腕ビューラーがFA前の大仕事 中1日リリーフで胴上げ投手&MLB初セーブ
◆ 生え抜き右腕ビューラーが胴上げ投手 現地時間30日、ロサンゼルス・ドジャースがニューヨーク・ヤンキースを下し、4年ぶり8度目のワールドシリーズ制覇を達成。ウォーカー・ビューラー投手(30)が最終回を締め、胴上げ投手となった。 ドジャースは7対6、1点リードで迎えた9回表、第3戦で先発を務めたビューラーを中1日でリリーフ起用。この試合8番手としてマウンドに上がったビューラーは先頭のボルペを三ゴロ、8番ウェルズを空振り三振とし、最後はプロ入り時からの元同僚バードゥーゴを空振り三振に仕留めて試合終了。両手を広げ、歓喜の輪の中心に立った。 ビューラーは2015年ドラフトでドジャースに1巡目指名を受けて入団。2017年にMLBデビューを果たし、先発ローテーションの一角として2020年のワールドシリーズ制覇に貢献。2021年には16勝4敗、207回2/3を投げて防御率2.47、212奪三振とキャリアハイの好成績を残すも、翌2022年途中に自身2度目のトミー・ジョン手術を受けた。 今季5月6日に約1年半ぶりの復帰を果たすも、レギュラーシーズンは16先発で1勝6敗、防御率5.38と苦戦。ポストシーズン初登板、パドレスとの地区シリーズ第3戦でも6失点を喫したが、以降2先発では計9イニングを無失点。そしてワールドシリーズ第5戦、6年ぶりとなるリリーフ起用に応え、MLBで初セーブを記録。FA前の最終シーズンで自身2度目の世界一に輝いた。
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