「スーパーマリオ」映画次回作には「かなりマイナー」なキャラも登場する キノピオ役声優が予告

「スーパーマリオ」映画次回作には「かなりマイナー」なキャラも登場する キノピオ役声優が予告

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でキノピオの声を演じたキーガン＝マイケル・キーが、制作が決定した続編について、「かなりマイナー」な任天堂のキャラクターが登場すると明かしている。 「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」画像・動画ギャラリー 大人気となった第1作には数多くの任天堂キャラクターが姿を見せたが、登場が検討されているキャラクターはほかにもまだいるという。Men's Journalのインタビューでキーは、続編には前作でフィーチャーされなかったキャラクターが登場し、その一部は熱狂的な任天堂ファンを喜ばせるはずだと語った。 「彼ら（制作チーム）が創造的に成し遂げたのは、キャラクターたちが住むユニバースを拡大したことだと思います。僕たちは新しいキャラクターにも出会うことになりますよ」とキーは言う。 「昔から人気のキャラクターや、僕にはかなりマイナーだと思えるキャラクターにも出会えるでしょう。だけど、今のストーリー展開から考えると、それらのキャラクターはすごく魅力的なものになるんじゃないかな」 一体それは誰なのだろうか？ 案の定、すでに任天堂ファンは、クッパJr.やロゼッタなどの比較的よく知られたキャラクターから、タタンガやキノピコまで、「かなりマイナー」という条件に当てはまるさまざまなキャラクターについて推測している。 現時点では、具体的に誰が登場するのかはわからないが、キーによると2作目は、「少し範囲が広く、非常に興味深いロアとマリオの世界が舞台になる」という。「本当に素晴らしいイースターエッグが見つけられるでしょう。これまでのところ、すごくワクワクしています」 任天堂とイルミネーションは今年3月、「スーパーマリオ」の新作映画を2026年4月3日に米国公開すると発表した（のちに、日本公開は2026年4月24日になると発表）。詳細は明かされていないが、前作のアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが監督として復帰することが確認されている。 任天堂の宮本茂は発表当時、「詳細は手応えを感じられる段階になったらお知らせします。今回も、イルミネーションと任天堂のスタッフが力を合わせて、マリオらしい世界をさらに広げ、明るくて楽しい展開を考えていますのでお楽しみに！」と述べていた。 「僕にはかなりマイナーだと思えるキャラクターにも出会えるでしょう」 新作映画の制作自体は驚きではなかった。2023年に公開された『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、同年7月の時点で全世界で1億6810万人の観客を動員し、13億4900万ドルの興行収入を記録。ビデオゲーム原作の映画として歴代1位のメガヒット作となっていた。 続編が決定する前、クッパの声を演じたジャック・ブラックは、続編ではもっと自分の歌唱力を披露したいと述べ、「Bowser's Revenge（クッパの逆襲）」と題したミュージカルのアイデアも提案。「トッド・フィリップスが『ジョーカー2』でやろうとしているみたいな、完全なミュージカルにするべきだと思う」と語っていた。『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』でクッパがピーチ姫に捧げたラブソングはヒットとなり、Billboard Hot 100にもランクインしている。 IGN USによる『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』のレビューでは、「ファイアボールのような熱さと力強さを持ったファンタジーアニメである。マリオ、ルイージ、ピーチの冒険はエネルギーにあふれ、またビデオゲームからの要素をスマートに取り入れることで観客を楽しませてくれる」と評されている。