「世界一怖くない」…神戸で新感覚のお化け屋敷、その内容は?
新感覚すぎるお化け屋敷『ニューおばけやしき~光と音と色のおばけさがし~』が、9月1日まで「新開地アートひろば」(神戸市兵庫区)で開催中。担当者が「世界一怖くない」と自負する「ニューおばけやしき」とは? 【写真】歌い踊る…POPなおばけ 開催地の「新開地アートひろば」(旧名称「神戸アートビレッジセンター」)は、2023年4月にリニューアルオープンし、名称も変更。「子どもをはじめとしたあらゆる世代の人々の交流による、文化芸術の創造を目指す」文化施設として再スタートした。 この「ニューおばけやしき」は副題に「おばけさがし」とあるとおり、一般的に想像するような、入ればおばけたちが次々脅かしてくるような「おばけやしき」とは異なり、楽しむためには来場者の積極的な「参加」が求められる。 例えば、コンサートなどで使用されるペンライトをかざして、隠れているおばけのキャラクターを見つけたり、「けんけんぱ」のステップを踏むことでおばけが出てきたり。光や音、色を活用した10のデジタルアートでおばけたちと遊ぶことができる仕掛けだ。 このデジタルアートをプロデュースした吉光清隆さんは、これまで二条城、春日大社、アンコールワットなどで自身の作品を発表してきた映像作家。今回はアーティストのhoehoeさん、松尾謙さん、友井隆之さんが制作に協力し、人感センサーなど最新の技術を駆使しながら、かっぱやてんぐなど個性豊かなおばけや妖怪のキャラクターと「ゆるーく」遊ぶ、大人も子どもも楽しめる作品となった。 「ニューおばけやしき~光と音と色のおばけさがし~」は「新開地アートひろば」地下1階にて9月1日まで開催中。火曜休館。時間は午前11時~午後5時。同時開催のおばけや妖怪、怪談をテーマにした各イベントは公式サイトで確認できる。