<ここに注目>明豊は盤石の2本柱 東播磨が機動力で挑む 選抜高校野球
東播磨・原正宗主将の話
(対戦相手の明豊は)打撃力、投手力のどちらもあるチーム。相手の隙(すき)を突く走塁をチームとしてやっていきたい。たくさんの方に応援してもらっている。少しでも恩返しができるようにしたい。
全国初の「セーフティプロモーションスクール」
◇東播磨(兵庫) 加古川・高砂の2市と、稲美・播磨・志方(現加古川市)の3町による組合立高校として1974年に創立した全日制普通科校。77年に兵庫県に移管された。 文武両道がモットーで、校訓は「高い知性、豊かな情操、逞(たくま)しい意志と体力、個人の尊厳」。安全な教育環境づくりに取り組む学校を対象とした「セーフティプロモーションスクール」に、高校として全国で初めて認証された。 野球部は74年創部で、甲子園出場はなし。福村順一監督は前任の加古川北で、春夏1度ずつ出場を果たしている。陸上部、放送部、演劇部などが全国レベル。
「甲子園では走り回る野球を」OB会長の藤原英春さん
新型コロナウイルスの影響で2020年秋の兵庫大会や近畿大会を観戦できず、インターネットの試合速報を見ながら一喜一憂していました。早く甲子園での試合を見たいです。 OBとして、甲子園のアルプススタンドで、母校を応援するのが夢です。21世紀枠で初選出された1月29日は、夢か現実かわからないぐらいうれしかった。後輩たちの活躍は、高校野球をしていた私たちに夢の続きを見せてくれています。ここまで頑張っている後輩の姿は誇らしいです。 甲子園では「ひがはり」らしい積極的な走塁を発揮し、走り回る野球を見せてほしいですね。応援しています。