欧州委、中国製EVに対し「最大38.1%」の追加関税 テスラやBMWなど外資系の中国工場製も対象に
実は、中国製EVをヨーロッパに最も多く輸出しているメーカーはテスラだ。EUに本社を置くBMWやルノーも、中国工場から相当な数のEVをヨーロッパに輸出している。 「これは誤ったやり方だ。保護貿易主義は報復関税の応酬という連鎖反応を引き起こす」。BMWのオリバー・ツィプセ社長は欧州委の追加関税を強く批判し、こう切り捨てた。 「BMWのグローバル競争力を高めるうえで、このような保護主義的措置はまったく役に立たない」
(財新記者:安麗敏) ※原文の配信は6月12日
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