ソニーがパラマウントの買収を検討しているとの報道 米投資会社と共同で
ソニーが、投資会社Apollo Global Managementと共同で、パラマウントの買収入札に参加する方向で交渉中との報道があった。New York Timesが報じている。 「映画」画像・動画ギャラリー 報道によれば、ソニーとApollo Global Managementはまだ正式な入札を行っていないものの、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの会長兼CEOを務めるトニー・ヴィンシクエラが先週、Apollo Global Managementと会談を行ったという。入札条項はまだ検討中のようだが、実質的にはパラマウント株を取得し、「事実上、合弁事業を通じて同社を非公開化する」ことになりそうだ。 入札が行われ、その後の買収が成立した場合、ソニーはパラマウントの事業を吸収し、自社のメディア帝国のレーベルとしてブランド化する可能性が高いという。パラマウント・ピクチャーズに加え、これにはパラマウント傘下のニコロデオン、Showtime、MTV、Comedy Central、CBSといったネットワーク、そしてParamount+が含まれる。パラマウントはこれらのブランドで、「スポンジ・ボブ」、「トップガン」、『イエローストーン』、「ソニック・ザ・ムービー」といったIPを擁している。 同様にこのニュースを報じたBloombergが指摘するように、総合的なストリーミングサービスを所有していない大手エンターテインメントスタジオはソニーだけだ。それを考えると、パラマウントとその膨大なテレビチャンネルがソニーにとって魅力的である理由が簡単にわかる。 先日には、パラマウントの親会社であるNational Amusementsが、パラマウントとSkydance Mediaの合併交渉に合意したばかりだった。Skydance Mediaは、『トップガン マーヴェリック』や『ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE』、『トランスフォーマー/ビースト覚醒』などの製作会社だ。 昨年末には、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーとパラマウント・ピクチャーズの幹部が面会し、合併の可能性についての話し合いを行ったことが報じられた。しかし、その続報が出ることはなかった。 今回のニュースをきっかけに、時間外取引でパラマウント株が一時急騰した。 サムネイル:ROBYN BECK/AFP(Getty Imagesより)
Alex Stedman
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