ラルフのチノパン、ティンバーの復刻ブーツetc. “季変わり”服で、夏から秋へ移ろう
いつだって、夏の終わりは少し寂しい。反面、期待感もある。Tシャツ&ショーツに別れを告げ、装う楽しみが広がるから。 ▶︎すべての写真を見る そんな欲求をダイレクトに叶える、「今欲しい」アイテムを招集。秋本番でも気変わりしない、充実の“季変わり”服を探しに行こう。
まずはショーツからフルレングスへ衣替え
タフでいて、ときに品行方正。定番のワークにも流行りのトラッドにも寄り添うチノーズは、この秋も活躍必至だ。王道のベージュは、秋の気分にも自然と重なる。で、まずはご存じ“ラルフ”の一本を。 移りゆく季節とは裏腹に、タックインした後ろ姿も“サマー”になり、“アキ”がこない。 「ポロ ラルフ ローレン」のチノーズ 柔らかいコットンチノクロス、ふたつのプリーツを備えたリラックス感あるシルエット。 右ポケット上に記された“Authentic Dry Goods”の文字に偽りなく、どこから見てもタイムレスなデザイン。
足元に重厚感。そんなムードがカムバック中
ビーサンの気軽さに後ろ髪を引かれつつも、つま先は常に前を向いていたい。そんなムードを、懐かしきブーツが支える。 復刻モデルゆえに漂う安心感は、秋の着こなしに余裕を持たせること請け合い。バーガンディと対比する白を効かせた装いで、知的なアウトドアマンを気取ってみたり。 「ティンバーランド」の復刻系ブーツ ゴアテックスとビブラムソールを搭載した名作モカシンブーツが、20年越しにリバイブ。 ルートビアー&グリーンの色彩に心躍らされ、ホーウィン社のオイルドレザーにうっとり。
出会った時が買い時なヴィンテージ時計
手にしてからの時間が一変する。特別な時計を買うことは、人生の一大イベント。ヴィンテージならなおさら、出会ったその瞬間が運命の時だ。 だから、今すぐにでも欲しい。未来をともに行く、永遠の相棒が。 「ヴィンテージ時計」 ヴェルメイユ加工を施したシルバー925製のケースを纏った、1980年代の稀少な「マストタンク」。柔らかいニュアンスのカラーダイヤルが、深みあるアリゲーターストラップとグッドバランスを形成。 季節も性差も問わず、大人の手元をエレガントに彩る。 芹澤信次=写真 松平浩市=スタイリング 竹井 温(&’ s management)=ヘアメイク 増山直樹=文 Junction STAND CAFE & BAR=撮影協力
OCEANS編集部