【オードリー・ヘプバーンの生涯】無二の友人が語った「好きな料理」と「最後の恋人との出会い」
「オードリーとメルは、モディリアーニの絵画に描かれたカップルのようでした…ですが、彼女が最も幸せだったのは、ロブと一緒にいたときです。2人はここで、この家で出会ったのです。彼は(元俳優で)奥さんのマール(・オベロン)を亡くしたばかりでした。 オードリーがここに来る日に、ロブを夕食に招きました。うまくいきましたね。だんだん愛し合うようになり、本当に幸せそうでした。 オードリーは自分の子どもたちに人生をささげていましたが、映画の撮影中は、仕事のために大変な努力をしていました。当時の映画の撮影がどれほど大変なものだったか、誰にもわからないでしょう…撮影の翌日も元気に見えるようにするために、午後8時にはベッドに入って休まなければなりませんでした」 写真:LAのホテルベルエアで、最初の夫メルと、1957年撮影
「オードリーはカメラに愛されていました。スクリーンを輝かせました。今もほかの誰より、世界中の若い女性たちにインスピレーションを与えています。 彼女はまさに完璧な人で、シンプルな人でもありました。洋服も、大半の女性たちほど持っていませんでした。ドレスはほとんど借り物で、家ではいつもラコステのシャツを着て、ジーンズをはいていました。 彼女がいなくなって、本当に寂しく思っています」 写真:『パリの恋人』を撮影中のオードリーとフレッド・アステア、1957年撮影 Translation: Ryoko Kiuchi From TOWN&COUNTRY