「鹿児島の子どもたちにも宇宙開発にチャレンジしてほしい」と話す有川善久プロジェクトマネージャ=南種子町の種子島宇宙センター(南日本新聞社)
観測データを使われてナンボ…目標は気象衛星「ひまわり」 悪天候でも夜間でも地上の“微動”を見逃さない 30日打ち上げのH3ロケット搭載「だいち4号」に懸ける開発者の夢
【関連記事】
- 【写真】〈関連〉報道陣に公開された「だいち4号」、上の白い部分がレーダーで、下の黒い部分が太陽光パネル=5月25日、南種子町の種子島宇宙センター
- 「H3」3号機30日打ち上げ…堅実な成功狙い固体ロケットブースター採用 1号機の失敗契機、課題は国際競争力損なうコスト高
- 例えば、衛星データを農漁業に活用…宇宙ビジネス参入、県が後押し ロケット射場が二つある鹿児島進出を促進、県内外200社調査へ
- ロケット打ち上げ1回ごとに2400万円ナリ…種子島での観光消費額などJAXAが試算 宇宙センターに伴う経済効果は117億円 通年型の観光創出やホテル不足、地域産業との連携に課題
- スターリンクが〝離島の離島〟を救う? 高速ネット通信を実証へ、20数億円の事業費が1000万円足らず 瀬戸内町の請島、与路島
- 衛星で地表データ分析、農作物の将来価格を予測…「宇宙ビジネスってすごい」。鹿児島から世界を驚かせよう 楠隼高で「宇宙学」講座始まる 肝付