NY留学で本来の陽気な自分が解放された

講談社ViVi

小学校1年のときにEXPG（ダンススクール）に入りました。2つ上の姉がダンスを習いたいと言い出したので、親が「アンタも行きなさい」と。ただ、その前に僕はサッカーに出会っていて、ダンスを始めたころはまだサッカー選手になることが夢でした。 でも3年生になったくらいから、毎年キッズダンサーとしてライブに呼ばれるようになって。そうすると先輩たちの真横で踊らせてもらえるので、生の歓声を同じように味わえるんですよ。「何だこれは！」と衝撃を受けて、気づけばいつしかダンスがサッカーの夢を上回るようになっていました。 その後事務所が、世界で通用するアーティストを育成しようと、海外留学プロジェクトを実施することになって。14歳のときそれに受かって、3年半、NYに留学することになりました。それは語学から歌、ダンス、演技、そして人間性も磨くことを目的としたもの。そこにはメンバーの（奥田）力也と（深堀）未来もいて。だから僕らが今目指している夢を叶えて初めて、このプロジェクトは成功したということになるんです。 このNY留学は僕という人間を大きく変えてくれました。NYはとにかく魅力的な街で、5歩歩けば刺激に出会えるというぐらい。当時の僕は全然喋らなくて、ダンススクールではいつもみんなの後ろにいる、というタイプでした。だけど親曰く、本来は陽気な性格みたいで、NYでそれが解放されたんでしょうね。ファンの皆さんが知る“今の僕”になりました。 だから帰国後は、スクールの先生とか先輩に「あんなにシャイだったのに！」と驚かれたくらい。とにかくNYが自分にはめちゃくちゃ合っていた。いつかまた住みたいと思っているくらい、大好きな街です。

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ブルゾン￥26400／アルファ インダストリーズ　シャツ￥39600、カットソー￥13200、パンツ￥63800／ヒステリックグラマー　ネックレス／本人私物　その他／スタイリスト私物　●情報はViVi2024年4月号のものです。