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白くてトロッとしたオリモノーあまり色気のある話題ではないけれど、オリモノは膣の健康状態を知るための重要な手がかりなので、その意味を理解しておく価値はある。 【写真】生理中に避けた方がよい5つの行動 オリモノの見た目や質感は、月経周期のステージによって決まるところが大きい。問題の白くてトロッとしたオリモノに関して言えば、良性か悪性のどちらかだ。 「オリモノは2つのグループに分けられます」と語るのは、ヘルスケア検索サイト『Doctify』の顧問産婦人科医、イアン・カリー博士。「圧倒的に多いのは1つ目の生理学的なオリモノです。2つ目は、どこかに異常があるときに生じる病理学的なオリモノです」 「通常、女性が不安を感じるのはオリモノのパターンに変化が見られたときです」 それでは早速、白くてトロッとしたオリモノが正常であるときと、そうでないときの見分け方をイギリス版ウィメンズヘルスからチェックしよう。

白くてトロッとしたオリモノが出る“生理学的”な要因

1．ホルモン 簡単な生理学のレッスンを少しだけ。子宮頸部と膣の間には粘液（オリモノ）の分泌腺がある。カリー博士によると、分泌されるオリモノの量はホルモンによって決まるところが大きい。つまり、私たちのオリモノの分泌量は、月経周期のステージや避妊方法によって大きく変わるということだ。 月経周期の中盤では：「オリモノが液状に近くなり、水っぽく透明になります」 排卵前後では：「オリモノにとろみが出ます。これは、子宮の内側を密閉して、潜在的な妊娠を“保護”するためです」 2．子宮頸部外反症 「子宮頸部外反症とは、子宮頸部の正常な分泌腺細胞が子宮頸管の中ではなく子宮頸部の外側で成長してしまうことを指します」とカリー博士。「その結果、この分泌腺が“オーバードライブ”状態になり、オリモノを過剰に作ってしまいます。子宮頸部外反症では、セックス中に出血しやすくなる可能性もあります」 ※性行為後の出血が繰り返される場合は、かかりつけ医に相談を。