「籐芯凧」山口市・阿知須に伝わる色鮮やかな和凧…昇天する竜描かれ「新年の幕開けにふさわしい縁起物」
山口市の阿知須地域に伝わる「籐芯凧」の展示が4日、同地域の資料館「阿知須いぐらの館」で始まり、色鮮やかな和凧が来館者の目を引いている。7日まで。 【写真】書き初めを披露するくまモン
地元住民ら8人でつくる「きらら阿知須よーずクラブ」が毎年開き、縦約5メートル、横約2メートルの大凧など7点を展示。籐芯凧は複数の円を組み合わせた形に仕上げられ、野山や海を経て昇天する竜が描かれている。
クラブの香川照雄会長(74)は「新年の幕開けにふさわしい縁起物の和凧を家族や友人らと見に来てほしい」と話している。
展示時間は午前10時~午後4時。入館無料。問い合わせは同館(0836・65・2403)へ。