「虚偽申請でイベント補助金を不正受給」呉市がSYL理事長を刑事告訴 詐欺容疑で
広島県呉市は6日、虚偽の内容で申請し、市のイベント補助金を不正に受給したとして、同市のNPO法人SYLの理事長男性(46)を詐欺容疑で呉署に告訴した。同署が同日、受理した。 市は、同法人が2022年9月~24年3月に市内で計4回開いたマルシェイベント「あさまち」に支出した補助金計396万円が不正受給に当たるとしている。いずれも会場設営などを委託したとする業者とは別の業者名を記した請求書や領収書を市に提出していた。同法人は24年6月、全額を市に返還した。
中国新聞社