「できることを先手で」新型インフル発生を想定 県が対策訓練
チバテレ(千葉テレビ放送)
新型インフルエンザをはじめとした、新たな感染症が発生した場合に備え、千葉県は11月20日、関係機関とともに、対策、対応を確認する訓練を行いました。 県庁では20日、県の対策本部会議の訓練が行われ、熊谷知事や幹部職員が出席したほか、成田空港検疫所や政令市、中核市もオンラインで参加しました。 会議は、海外から成田空港を利用して帰国した県内在住者で、国内初となる新型インフルエンザの感染が確認されたとの想定で行われ、水際対策の状況や医療機関との連携体制を担当者が報告するなど、対策本部会議の運営や各部の対応を確認していきました。 訓練終了後、熊谷知事は「できることを先手で行っていくマインドを日頃から持ってもらい、次の感染症に備えた対策を講じていきたい」と、職員や関係機関に呼びかけていました。 なお、新型インフルエンザなどへの対応では、2024年7月に約10年ぶりに政府の行動計画が改定されたことを受け、県は、行動計画の見直しを進めていて、12月からパブリックコメントを実施するなど、2024年度中の改定を目指しています。
チバテレ(千葉テレビ放送)