<日曜劇場の足跡>歴代視聴率ベスト10 第1位は2013年の「半沢直樹」、第2位は「ビューティフルライフ」、第3位は?
TBS系の日曜午後9時といえば、ドラマ枠「日曜劇場」を毎クール楽しみにしている視聴者も多いだろう。1956年に単発ドラマ枠としてスタートし、1993年に連続ドラマ枠になってから、これまでにホームドラマ、社会派、ラブストーリーなど数々の名作、話題作が生み出されてきた。特にR40世代には胸熱の「半沢直樹」や「下町ロケット」「JIN」など骨太で印象に残る作品も数多い。そんな「日曜劇場」の足跡をあらゆる角度から紹介する企画の第1回は、連続ドラマになってからの歴代視聴率ベスト10を紹介する。 【写真】「半沢直樹」“幻のラストシーン”があった! 気になる中身は?
◇日曜劇場の歴史をおさらい
最初に「日曜劇場」の歴史をざっとおさらいしたい。
1956年に東芝1社提供の単発ドラマ枠「東芝日曜劇場」としてスタート。最初の作品は歌舞伎俳優を主演に据えた「舞踊劇 戻橋」だった。
1993年に現在のような連続ドラマ枠となり、最初の作品は同年4月にスタートした山田太一さん原作の「丘の上の向日葵」だった。
2002年に東芝がスポンサーを離れ、「日曜劇場」と枠の名称を変更。ちなみに2018年1月期に松本潤さんが主演した「99.9-刑事専門弁護士-SEASONII」が連続ドラマになってからの記念すべき100作目。10月20日にスタートする神木隆之介さん主演の「海に眠るダイヤモンド」は126作目となる。
◇歴代最高視聴率ベスト10は?
名作が多い「日曜劇場」の中でも高視聴率を記録した作品は? 1993年に連続ドラマ枠になってからの各回の番組平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を基にランキングを作成。ベスト10を紹介する。
第1位……「半沢直樹」(2013年)最終回42.2%
社会現象を巻き起こした堺雅人さん主演、銀行を舞台にした2013年放送の「半沢直樹」の最終回が42.2%という驚異的な記録をたたき出した。半沢直樹の決めぜりふ「倍返し」が、この年の「ユーキャン新語・流行語大賞」で年間大賞を受賞した。池井戸潤さん原作、福澤克雄さんらが演出を担当した。