カン・ドンウォン&ユ・テオ、米アカデミー会員に招待…映画「パスト ライブス/再会」から3人が候補に
俳優のカン・ドンウォンとユ・テオが、アカデミー賞を主催するアメリカの映画芸術科学アカデミー(AMPAS)の新会員として招待された。 AMPASは25日(現地時間)、今年の新会員候補487人のリストを発表した。 同リストには、映画「ベイビー・ブローカー」と「新感染半島 ファイナル・ステージ」に出演したカン・ドンウォン、映画「パスト ライブス/再会」に出演したユ・テオが名を連ねた。これとともに「パスト ライブス/再会」に出演した韓国系俳優のグレタ・リーが俳優部門、同作を手掛けた韓国系カナダ人であるセリーヌ・ソン監督が、監督と脚本の二つの部門の候補者リストとして名を挙げた。 同作は今年、「アカデミー賞」の受賞は逃したものの、作品賞と脚本賞にノミネートされた。また、「別れる決心」の音楽監督であるチョ・ヨンウクは、音楽部門の候補者となった。 彼らがアカデミーの招待を受け入れると、正式会員として同授賞式で投票権を行使することができるようになる。 海外の俳優としては今年、「全米映画俳優組合賞(SAG)」で主演女優賞を受賞した「キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン」のリリー・グラッドストーンと、「アカデミー賞」の助演女優賞を受賞した「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」のダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、「ホーム・アローン」のケビンの母役で有名なキャサリン・オハラなども招待された。 韓国の映画関係者は、2005年からアカデミーの会員として合流している。俳優のソン・ガンホとチェ・ミンシクをはじめ、監督のポン・ジュノ、イム・グォンテク、パク・チャヌク、イ・チャンドン、ホン・サンス、イム・スルレ、俳優のイ・ビョンホン、ペ・ドゥナ、ハ・ジョンウ、キム・ミニ、チョ・ジヌンなどが会員の資格を得た。 特に「パラサイト 半地下の家族」が、同授賞式で4冠を達成した2020年には、チェ・ウシク、チャン・ヘジン、チョ・ヨジョン、イ・ジョンウン、パク・ソダムが招待された。 また、2021年に「ミナリ」で助演女優賞を受賞したユン・ヨジョンも、同年、アカデミーの正式会員になり、昨年はパク・ヘイルが韓国俳優として唯一、招待された。 アカデミーのCEOであるビル・クレイマー氏と会長のジャネット・ヤン氏は「アカデミーの新会員を招待することになって嬉しい」とし「世界中の驚くべき才能を持つアーティストと専門家たちは、映画産業に大きな影響を与えた」と述べた。
ナム・ヘヨン