【タンザナイトS】2番人気メイショウソラフネがオープン初勝利 酒井学「ここでは負けたくないという気持ちでした」
14日の京都メイン・タンザナイトS(3歳上オープン、芝内1200メートル)は2番人気のメイショウソラフネ(牡5・石橋)が好位から差し切り、2023年10月以来の勝利を挙げた。勝ち時計は1分08秒5(良)。1馬身差の2着にはゴール前で外から脚を伸ばした1番人気のソンシ、さらにアタマ差の3着には3番人気のバースクライが入った。 3戦連続で騎乗し、オープン初勝利に導いた酒井は「ここ2戦はあとちょっとという競馬。前走の勝ち馬(ビッグシーザーは次に重賞(京阪杯)も勝っているのでここでは負けたくないという気持ちでした。出し過ぎず、出たところでレースをした。前にいた馬があてにならないところがあるので直線で外に出し、タメていた分、脚を使ってくれた。ここにきて力をつけていて、今日はしっかりと勝ち切ってくれた。スタッフが前走同様いい状態に仕上げてくれ、返し馬から大丈夫という感じでした」とホッとした様子で語った。 石橋調教師は「ゲートの中でゴソゴソする馬が、今日はスタートも決まり、いい位置でレースが運べた。中間には坂路で自己ベストのタイムを出しているし、体も増えて馬が良くなっていた。次走は馬の様子を見てから決めたい」と話した。
東スポ競馬編集部