日本で1番「米の生産量が少ない都道府県」はどこなのか 知っているのは全体の24%だった
日本で1番「米の収穫量」が少ない都道府県はどこかご存知でしょうか。 今回アンケートを取ったところ、全体の24%が知っているということが分かりました。 ◆【写真2枚】都道府県別の米の収穫量ランキング(少ない順)を見る 記事後半では、日本で1番「米の収穫量」が少ない都道府県の経済面について紹介します。 ※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
日本で1番「米の収穫量」が少ない都道府県についてアンケート
LIMO編集部が全国の10歳代~60歳代の男女200名を対象に、「沖縄県」「東京都」「大阪府」「神奈川県」の4択のうち、「米の収穫量が1番少ない都道府県はどこでしょうか」というアンケートを取ったところ、全体の52%が沖縄県と回答。 次に多かったのが24%の東京都。そして21%の大阪府、3%の神奈川県という順番になりました。 日本一人口が多く、面積が小さい東京都よりも、沖縄県のほうが米の収穫量が少ないと回答する人が多かったのですが、正解ははたして…。
都道府県別の米の生産量を見てみる(少ない順)
農林水産省が公表した「作物統計調査」によると、日本で1番米の収穫量が少ない都道府県は東京都(2023年)。気になる収穫量は465トンとなっています。 次に少なかったのが沖縄県の1850トン。神奈川県の1万4200トン、大阪府の2万2300トンです。この数値から、東京都と沖縄県が圧倒的に少ないということが分かります。 ちなみに、米の生産量が1番多い都道府県は新潟県の59万1700トン。次に多かったのが北海道の54万200トンという結果になりました。
東京都の都内総生産は113兆7000億円
ここからは東京都の経済面について紹介します。 人口はもちろん、経済規模も日本一の東京都。2021年度の都内総生産は、名目113兆7000億円で日本の約2割を占めています。2位の大阪府の府内総生産は、名目41兆3204億円(2021年度)なので、東京都の突出具合が分かりますね。 この113兆7000億円という数字は、オランダに次ぎ、トルコを上回る規模となります(令和3年度平均1ドル=112.36円で換算)。 いかがでしょうか。今回は日本で1番米の収穫量が少ない都道府県について紹介しました。 ●調査概要 ・調査日:2024年8月30日 ・調査人数:200人(全国の10歳代~60歳代) ※読者のご指摘により内容を一部修正しました(2024年9月8日AM11:50)
参考資料
・クロス・マーケティング QiQUMO ・農林水産省「作物統計調査」 ・東京都「都民経済計算 令和3年度年報」
小野田 裕太