竹中直人 俳優志すも芽が出ず「モノマネの売り込み活動」 文豪モノマネを徹子も絶賛
俳優の竹中直人(68)が28日放送のテレビ朝日「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。デビュー当時を語った。 大学在学中に8ミリ映画の制作に没頭した竹中。卒業後に劇団青年座に入団して俳優を志す。しかし、俳優としての仕事がこなかったという。「全然なかったんですよ。大学時代に色々モノマネができたので、その時に素人のモノマネ番組によく出ていた。大学時代にやっていたモノマネを当時お世話になったプロデューサーたちに売り込み活動を始めた」と振り返った。 1983年にテレビ朝日「ザ・テレビ演芸」のオーディションコーナー「飛び出せ!笑いのニュースター」でコメディアンとしてデビューする。 竹中が当時のモノマネレパートリーについて、「遠藤周作さんや松本清張さん…」と語ると、司会の黒柳徹子は声を出して笑いながら、「初めて出ていただいた時に遠藤周作をやっていただいて本当に驚きました!」と絶賛した。 竹中は「文学者のモノマネが当時新鮮だったんでしょうね」と回想。スタジオで松本清張さんのモノマネを披露し、「ご家族の方からクレームがつきました。“似過ぎている”ということで。そんなこともありました」と振り返った。 「モノマネで仕事がくるようになった。劇団にいたのでなんとか役者の仕事にオーバーラップさせていけた」と語った。