100年前のスキーヤーを再現 野沢温泉スキー場が開業100周年【長野・野沢温泉村】
野沢温泉スキー場が開業100周年を迎えました。セレモニーが開かれ、100年前のスキーヤーが再現されました。 ■野沢温泉スキー場・片桐幹雄社長 「野沢温泉を愛する皆さまと次の100年を目指し歩み続けることを誓います!」 記念式典には、関係者およそ30人が集まりました。 100年前、1924年(大正13年)1月31日に開業した野沢温泉スキー場。 法政大学スキー山岳部が合宿に訪れたのが始まりで、スキーの普及と村の発展を目指してきました。 当時のスキー道具を使ったデモンストレーション。はじめは物干し竿のようなストック1本で、船をこぐように滑っていました。その後、わらの靴でスキー板を履くように。 郵便配達にもスキーが使われていたそうです。 ■解説 「これが当時の現実でありますので、よくご覧ください」 ■観客 「がんばれ~」 来場者数のピークは1991年シーズンの110万人。1998年の長野オリンピックでは聖火台が設けられ、バイアスロンの競技会場になりました。 ■野沢温泉スキー場・片桐幹雄 社長 「それこそリフトの無い時代から始まったわけですが、野沢温泉の温泉文化があってそのホスピタリティがずっと変わらずに来ていることが非常に大きなことだと思うので、次の100年に向けても変わらない気持ちで皆さんを迎えたい」 今や利用者の7割が外国人。「野沢のパウダースノー」が世界の人を楽しませています。