石丸志門氏「逸失利益」を主張もSMILE-UP.1000~1500万円提示に被害者「一定の理解」
2月8日、「ジャニーズ性加害問題当事者の会」の副代表の石丸志門氏が報道陣の取材に応じ、『SMILE-UP.』(旧ジャニーズ事務所)が設置した被害者救済委員会と面談したことを報告した。 【すごい…画像あり】圧倒的に美しい…!YOSHIKIと熱愛中の23歳の時の工藤静香…! 面談ではジャニーズ事務所入所の経緯、故ジャニー喜多川氏による性被害の内容、期間などを説明。また「逸失利益(被害に遭わなければ得られたと予測される利益)」を自身で計算し提示。その分を補償額に含めるように求めたという。また、同社から後日、石丸氏に補償金額が提示されることも語った。 「石丸氏は14歳の時にジャニーズ事務所に入所。少年隊のバックダンサーを務めるなどジュニアとして3年間在籍しました。その間に100回近く性被害に遭い、退所後にうつ病を発症し日常生活にも支障をきたすようになったといいます」(全国紙記者) ようやく面談の席に着いた石丸氏だが、そこには苦渋の決断があったようだ。 同会は昨年9月、SMILE-UP.に対し、基金を設立し毎年売り上げの3%を被害者救済に充てることを要求。さらに、昨年10月の旧ジャニーズ事務所との面会では、平本淳也代表と石丸氏が東山紀之社長に「SMILE-UP.に入れてほしい」と要望している。 「その過程で石丸氏が『金目当てです』と発言したことなどをきっかけに、脱会者が続出し同会は形骸化してしまった。さらに先月末に平本代表も体調不良で代表の辞任と脱会することを発表しました。SMILE-UP.からのリアクションを待っていたが、いつまで待っても反応がないので、石丸氏も自ら窓口に問い合わせるしかなくなったのでしょう」(スポーツ紙記者) 実は、この間も補償は着実に進められていたという。 申請者の1人に聞いた話によると、面談後にメールで補償額1000万円を提示されたという。ただし算定基準は明らかにされなかったそうだ。また別の、元ジュニアの申請者は、 「知り合いが何人かいるので聞いたら一番多い人で1500万円。私が提示された額とは開きがあったので異議申し立てをしました。そうすると追加で被害情報を提出するように言われました。被害状況を思い出すのは辛い作業なのですが、仕方ないのかもしれません。全体的にはきちんと対応してくれている印象です」 と、一定の評価をしている。さらに東山社長と面会したという被害者の1人は、 「東山社長自ら『大変申し訳なかった』と謝罪してくれましたし、『何か伝えたいことがあれば言ってほしい』と声をかけてくれました」 と明かす。SMILE-UP.は1月31日に公式サイトで、 《現時点での補償受付窓口への申請者は948人、このうち190人と合意し補償金の支払者は170人》 と報告。 「算定基準は明らかにされていませんが、かなり手厚い補償内容と言えます。すでに170人の支払いを終えており、これから算定基準を変えることは考えにくい。石丸氏が要望する逸失利益が認められるのは難しいかもしれません」(ワイドショー関係者) 当事者の会は東山社長との定期的な面談を求めてきたが、昨年10月以降は実現していない。 石丸氏は報道陣に対し、 「ここまで来るまでの道のりは、大変つらくて長いものだった。話はしっかり聞いてもらったが、自分の希望している額には届かない印象を受けた。補償をするための委員会ではなく、被害者を救済するための委員会として、被害者の心情に寄り添って柔軟性をもって対応してほしい」 と話したが、果たして石丸氏の要望にSMILE-UP.はどのように対応するのだろう。補償内容に注目が集まる。 ※「FRIDAYデジタル」では、皆様からの情報提供・タレコミをお待ちしています。下記の情報提供フォームまたは公式Xまで情報をお寄せ下さい。 情報提供フォーム:https://friday.kodansha.co.jp/tips 公式X:https://twitter.com/FRIDAY_twit
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